githubには個人でも会社でもお世話になってるので新しくできたJobボードに載せてみた。もちろん求人自体は本物なので興味ある人は応募してください。勤務地は東京です。
https://jobs.github.com/positions/a9bc8e26-a6d5-11df-8cf1-63a2a0cb612b
載せるのはとても簡単。Webフォームに求人内容を書いて、クレジットカード情報を入力して完了。プレビュー含めインターフェースがよくできてるのはさすが。載せると修正用のURLが送られてくるのでtypoとかにビビリ過ぎなくても大丈夫(自分は知らなかったのでかなりビビった)。
どのくらい応募があるのか楽しみ。
この求人についてちょっと補足すると、海外に興味はあるけど、いきなりは海外は自信ないとかの人の練習にちょうどいいと思います。技術があれば英語はこれからでも大丈夫です。日本オフィスにも英語な人がたくさんいます。でも、社内公用語は英語です! とかは言ってないので安心です!
CV送れ、と書いてありますけど、日本語で履歴書とか業務経歴書でも大丈夫です。
追記(2010-10-04): 求人広告の成果ですが、一人いい人を採用できました。どこまで言っていいかわからないのですが、応募者数はそんなに多くなかったです。応募者の質は高かったと思います。
githubの広告はexpiredしてしまいましたが、まだ若干名募集しているので、興味のある人は、 こちらまで。
しばらく他のRSS readerをいくつか漂流していたのだけど、1年ぶりくらいに Byline を入れてみたらいい感じになっていてちょっと感動したので、Web開発と直接関係ないけど書いてみる。
BylineはGoogle Readerと連携するRSSリーダで、iPhoneアプリのRSSリーダとしてはかなりの有名アプリで古参アプリ。だいぶ前に購入したのだけど、個人的にいまいちな使い勝手だったので使うのをやめていた。
今回久しぶりに使ってみてまず気付いたのがオフライン機能がかなり充実していたこと。RSS自体のオフライン用のキャッシュは前からついていたけど、それだけではなくて、RSSでのリンク先のWebページもまるごとキャッシュ(魚拓な感じ)してくれる。これは本当に便利。オフラインでなくてもネットワークが遅いところとかで快適にRSS消化ができる。「続きはここをクリック」で悲しい思いをしないでも済む。
また、スターを付けたりといったユーザがするアクションもオフラインでしっかり動く。これも地味に便利。スターの他にも、Google Readerのシェアやコメント、またTwitter連携のポストもしっかりキャッシュしてくれる。もちろん実際にサーバに反映されるのはオンラインになったときだけど。
速度もだいぶ早くなっている。しばらく使っていた reeder の小気味良さも気持ち良かったけど、それとたいして変わらないかも。
後は、Google Readerでスターをつけたものも自動的にキャッシュされるので、iPhone以外のGoogle Readerで「後で読む」をスターとしてつけておいて、後で快適にiPhoneで見ることができる。もちろんこれもWebページがそのままキャッシュされる。
また、Google ReaderはRSSで読み込んだもの以外も自分でブックマークレットを使って(RSSをSubscribeせずに) 取り込む ことができるのだけど、これもそのまま見ることができる。
スターとノート機能によって、「後で読む」系は全部Google Reader+Bylineにまとめられた上に、オフラインでも読める環境になった(ブックマークレットでスターも付けられるともっといいんだけど)。
まー、せっかく買ったアプリは、たまには見直してみましょう、ってことだな。
オススメ!
(2010-08-30: Rails 3.0.0がリリースされたのでそれにあわせて更新。generator関連が少し変わってる)
前回 の続き。
主に FactoryGirl と MongoMapper の話。基本的に何も考えなくてもそのまま使えるのだけど。
まず、設定。
spec_helper.rb で、
config.use_transactional_fixtures = true
を
config.use_transactional_fixtures = false
にする。そうしないと、ActiveRecord::TestFixtures が呼ばれてしまうのだが、ActiveRecordを入れてないので落ちる。
そもそもMongoDBにはトランザクションとかないのでfalseでいい。
後は、ActiveRecordで使う場合と同じように、FactoryGirlの定義の読み込みを spec_helper.rb の中で行う。
Factory.find_definitions
mongoDBにはトランザクションがないので、テストの前にデータを自分で消しておいたほうがいいだろう。
config.before(:each) do
MongoMapper.database.collections.each {|collection| collection.remove}
end
全体的にはこんな感じ。generatorが作ったものに、上記変更を入れただけ。
# This file is copied to spec/ when you run 'rails generate rspec:install' ENV["RAILS_ENV"] ||= 'test' require File.expand_path("../../config/environment", __FILE__) require 'rspec/rails'
# Requires supporting ruby files with custom matchers and macros, etc, # in spec/support/ and its subdirectories. Dir[Rails.root.join("spec/support/**/*.rb")].each {|f| require f}
require 'factory_girl' Factory.find_definitions
RSpec.configure do |config| # == Mock Framework # # If you prefer to use mocha, flexmock or RR, uncomment the appropriate line: # # config.mock_with :mocha # config.mock_with :flexmock # config.mock_with :rr config.mock_with :rspec
# config.fixture_path = "#{::Rails.root}/spec/fixtures"
# If you're not using ActiveRecord, or you'd prefer not to run each of your # examples within a transaction, comment the following line or assign false # instead of true. config.use_transactional_fixtures = false
config.before(:each) do MongoMapper.database.collections.each {|collection| collection.remove} end end
試しに一つFacotryとテストを書いてみる。
File: spec/factories/entry.rb
Factory.define :entry do |f|
f.title "MyString"
f.body "MyString"
end
簡単なお試し用のテストを書いてみる。(テスト自体に意味はない)
require 'spec_helper'
describe Entry do it "should create 10 entries" do 10.times { Factory(:entry) } Entry.count.should == 10 end end
書いたテストの実行
$ bundle exec rspec spec/models/entry_spec.rb .
Finished in 0.03308 seconds 1 example, 0 failures
すばらしい!
FactoryGirlで、MongoMapper::Document同士のassociationも問題なく書ける。(ただし、MongoMapper::EmbeddedDocument から 親Documentへのassociationはうまく作ってくれなかった(正格には作ってくれるんだけど、Saveされない))
こんな感じで、Rails 2 + ActiveRecord時代とほとんど変わらない環境が Rails 3 + MongoMapper で、できたかな。
しばらくさぼってたんですが、ちょっとずつ再開してます。
ただ、オリジナルのドキュメントの更新頻度がずいぶんと高いので、しばらくは新規のドキュメントはやらずに、既存のドキュメントに追従していくだけにしようと思ってます。とりあえず導入の部分から、ある程度使いこなせるまでの部分だけに集中しようかな、と。
思っていたよりあちこちからリンクされているようで、変に古いドキュメントがあるのは逆にmongoDBにとってマイナスなんで。
とりあえず、以下の超基本ドキュメントを最近更新しました。
(2010-08-30: Rails 3.0.0がリリースされたのでそれにあわせて更新。generator関連が少し変わってる)
会社用の、小物Webアプリを作ろうかと思い、せっかくなのでRuby on Rails 3でmongoDB使ってみようかな、と思い、とりあえず環境を作るところまでのメモ。
Rails 3 のインストール
とりあえず Rails 3 のインストール。Bundlerで入れる。Bundler自体のバージョンが1.0以上でないとダメみたいなんで、もしそれ未満しか入っていない場合にはBundlerのインストールからする。
プロジェクトのトップディレクトリとなるところを作成し、そこにGemfileを作る。
$ mkdir ~/workspace/hoge_prj
$ cd ~/workspace/hoge_prj
Gemfile
source 'http://rubygems.org'
gem "rails", ">=3.0.0"
rails 3のgemのインストール
$ bundle install
railsコマンドでrailsプロジェクトを作成する。
$ bundle exec rails new . --skip-activerecord
このコマンド自体がGemfileをもう一度作る。上書きしてしまえばいい。MongoMapperを使う予定なので --skip-activerecord
を指定した。
次に、自分が必要なライブラリをGemfileに追加して、もう一回 bundle install する。
今回は、
gem "mongo_mapper"
gem "bson_ext"
gem "rails3-generators"
gem "haml"
gem "haml-rails"
gem "jquery-rails"
gem "rspec-rails", ">= 2.0.0.beta.13", :require => nil
gem "factory_girl_rails", :require => nil
を追加した。 rspec / haml / factory_girl は普段も使ってるのであまり考えずにそのまま使ってみる。Rails 3では、rspec 2が必要らしい。
$ bundle install
次に、config/application.rb を開いて、
config.generators do |g|
g.orm :mongo_mapper
g.template_engine :haml
g.test_framework :rspec, :fixture => true
g.fixture_replacement :factory_girl, :dir => "spec/factories"
end
をそれっぽいところに書く。
rspecとjqueryの関連ファイルを作成する。
$ ./script/rails g rspec:install
$ ./script/rails g jquery:install
今回は Mac上にインストールしたmongoDB を使っている。
次にmongodbの設定をする。
$ ./script/rails g mongo_mapper:install test_project —host=localhost
test_project の部分はmongoDBで使うデータベース名を設定する。これは単純にconfig/database.mongo.ymlに書かれるだけなので変えたければ後で簡単に変えられる。
これで、ほぼインストール完了。 rails3-generators のおかげで mongo_mapper を使った scaffold を作ることもできる。
$ ./script/rails g scaffold entry title:string body:string
invoke mongo_mapper
create app/models/entry.rb
route resources :entries
invoke scaffold_controller
create app/controllers/entries_controller.rb
invoke haml
create app/views/entries
create app/views/entries/index.html.haml
create app/views/entries/edit.html.haml
create app/views/entries/show.html.haml
create app/views/entries/new.html.haml
create app/views/entries/_form.html.haml
invoke rspec
create spec/controllers/entries_controller_spec.rb
create spec/views/entries/edit.html.haml_spec.rb
create spec/views/entries/index.html.haml_spec.rb
create spec/views/entries/new.html.haml_spec.rb
create spec/views/entries/show.html.haml_spec.rb
invoke helper
create spec/helpers/entries_helper_spec.rb
create spec/routing/entries_routing_spec.rb
invoke test_unit
create test/integration/entry_test.rb
invoke helper
create app/helpers/entries_helper.rb
invoke rspec
invoke stylesheets
create public/stylesheets/scaffold.css
とりあえず、コンソールからレコード(mongoDB風に言うとドキュメント)が作成できるか確認してみる。
% ./script/rails console
Loading development environment (Rails 3.0.0)
irb(main):001:0> Entry.create!(:title => "HOGEHOGE", :body => "Hello")
=> #<Entry body: "Hello", title: "HOGEHOGE", _id: BSON::ObjectId('4c7bc200a90e0844f8000001')>
irb(main):002:0>
簡単!
本当に保存されたか、mongoシェルで確認してみると、
% ~/somewhere/mongodb-osx-x86_64-1.5.3/bin/mongo
MongoDB shell version: 1.5.3
connecting to: test
type "help" for help
> use hoge-development
switched to db blog-development
> db.entries.find()
{ "_id" : ObjectId("4c7bc200a90e0844f8000001"), "title" : "HOGEHOGE", "body" : "Hello" }
>
入ってる!
サーバを起動して、画面でも見てみる。
$ ./script/rails server
ブラウザで http://localhost:3000/entries/ を開いて確認。
面白く無いいつもの scaffold がちゃんとmongoDBで動いているのが確認できる。
とりあえずここまでで、RSpec / factory_girl あたりを 次回 。
参考:
http://www.mongodb.org/display/DOCS/Rails+3+-+Getting+Started
http://paulbarry.com/articles/2010/01/13/customizing-generators-in-rails-3
http://groups.google.com/group/mongomapper/browse_thread/thread/cd89810b98eb7abf
http://github.com/rspec/rspec-rails
http://stackoverflow.com/questions/3004489/mongodb-initialization-error-in-rails